無伴奏女声合唱のための山中幻想
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春は出会いと別れの季節。学生たちにとっては尚のことではないでしょうか。その卒業式や入学式で必ず歌われるのが校歌です。特に卒業生が学校生活最後に歌う校歌は、思い出と相まって感慨もひとしおでしょう。
加賀市立山中小学校の体育館ステージ横に、校歌が掲げられています。その校歌を作曲したのが辻正行氏(1932-2003)。日本合唱界の父と言われた重鎮であり、料理人 道場六三郎氏と並び、山中温泉が誇る巨匠の一人です。
1932年(S6年)、山中温泉に生を享けた辻氏。幼少の頃、生家の向かいの置屋から流れる、芸妓の端唄や小唄そして山中節を子守歌のように聴いて育ったそうです。後に大聖寺高等学校コーラス部を経て、武蔵野音楽大学声楽科を卒業。1955年NHK東京放送合唱団に入団し、テノールを歌いイタリア・オペラなどにも参加。1965年フリーの合唱指揮者として32歳のときに独立し、TCF(辻・コーラス・ファミリー)を主幹します。その指導力が高く評価され、指揮者の最高峰「コーラス・オブ・ザ・ワールド賞」を受賞オーケストラとの共演や海外での演奏も多く、日本合唱界を支えた偉大なる音楽家です。
1998年社会貢献文化功労賞受賞。2003年勲五等双光旭日章受章。
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↑辻正行さんのコーラスこそわが人生 著書 熊谷幸子 清流出版
今日は、辻正行氏のプロフィールをご紹介しました。って事で この話はまだまだ続きます。

春は出会いと別れの季節。学生たちにとっては尚のことではないでしょうか。その卒業式や入学式で必ず歌われるのが校歌です。特に卒業生が学校生活最後に歌う校歌は、思い出と相まって感慨もひとしおでしょう。
加賀市立山中小学校の体育館ステージ横に、校歌が掲げられています。その校歌を作曲したのが辻正行氏(1932-2003)。日本合唱界の父と言われた重鎮であり、料理人 道場六三郎氏と並び、山中温泉が誇る巨匠の一人です。
1932年(S6年)、山中温泉に生を享けた辻氏。幼少の頃、生家の向かいの置屋から流れる、芸妓の端唄や小唄そして山中節を子守歌のように聴いて育ったそうです。後に大聖寺高等学校コーラス部を経て、武蔵野音楽大学声楽科を卒業。1955年NHK東京放送合唱団に入団し、テノールを歌いイタリア・オペラなどにも参加。1965年フリーの合唱指揮者として32歳のときに独立し、TCF(辻・コーラス・ファミリー)を主幹します。その指導力が高く評価され、指揮者の最高峰「コーラス・オブ・ザ・ワールド賞」を受賞オーケストラとの共演や海外での演奏も多く、日本合唱界を支えた偉大なる音楽家です。
1998年社会貢献文化功労賞受賞。2003年勲五等双光旭日章受章。

今日は、辻正行氏のプロフィールをご紹介しました。って事で この話はまだまだ続きます。