この話の続きです→山中節を集めてみたの巻 その5私の山中節コレクションを一方的に紹介する自己満足コーナーです。茨城の磯節、北海道の江差追分と並び日本三大民謡のひとつに数えられている山中節なんですが、今日の一枚は、そんな民謡 山中節を堪能できる こちらの一枚です↓![]()
民謡歌手 田村雅子 かが・のとの民謡でございます。三大民謡の山中節って言ってますが、実はね~山中温泉の住民には、民謡の『山中節』と芸妓さんの『山中節』は違うモノとして見ている方が多いんです。もともと、山中節のルーツが浴衣ベーと浴客との掛け合いだったり、正調山中節を確立した米八さんが芸妓さんだったって事で、男女の色恋ごとが唄われている山中節には、芸妓さんの艶やかさが似合うんでしょうね実際、明治から昭和にかけて数多くのSPレコードが発売されましたが、そのほとんどが民謡歌手ではなく芸妓さんなんです。とは言っても三大民謡の山中節、超一流の民謡歌手もいっぱい唄ってくれております。で、今回紹介する田村雅子さんは、山中温泉で毎年行われる『山中節全国コンクール』において、全国の強敵を差し置いて第12回のチャンピオンに輝いたスペシャルなお方。その後も、日本民謡ヤングフェスティバル グランプリ受賞(山中節)日本民謡協会民謡民舞春季大会三味線曲の部 優勝(山中節)日本民謡協会民謡民舞春季中部ブロック大会 総合優勝(山中節) 等々、枚挙にいとまがないんです。山中節のスペシャリストなんですね~ちなみに昨年われわれ有志で発売した宗玄カズヒロ『山中節 hommage』の2曲目、新山中節 あやとり編での冒頭 彼女の山中節の歌声が 聴けます。そんなわけで、民謡山中節が堪能できる1枚をご紹介しました。つづく
